弁天岩
べんてんいわ
弁天岩ジオサイト
国道8号線沿いの能生海岸には、大きな岩礁の弁天岩が浮んでいます。ここには燈台があり、能生漁港へ出入りする漁船の大切な道標として点灯しつづけています。フォッサマグナの海底火山の噴火によってできたもので、糸魚川ジオパークのジオサイトのひとつです。
また、島の中程には海の守り神として知られる厳島神社があり、紅い欄干の曙橋を渡ると、四季を通じて日本海が見渡せ、潮の香が満喫できます。
夏には海水浴、8月上旬には海上花火大会があり、観光客で賑わいます。
弁天岩から国道8号線を約1.5kmほど東側へ向かった海岸(道の駅「マリンドリーム能生」の東側)には、トットコ岩(糸魚川の方言で「ニワトリ」の意味。)があり、その独特の形から見る人の目を楽しませてくれます。
恋する灯台に認定
2016年7月12日、日本財団、総合海洋政策本部、国土交通省が主催し、国民一人ひとりの海へのアクションや意識を啓発する「海と日本プロジェクト」。その一環として発足した「恋する灯台プロジェクト」において、糸魚川市が「恋する灯台のまち」として認定されました。能生港灯台がある弁天岩は、全国でも珍しい、海の神様を祀った厳島神社と併設された灯台。橋を渡って神社にお参りしたあとは、絶景の日本海を眺めましょう。
能生港灯台選定理由
能生港灯台が立つ弁天岩には陸から橋が架けられ、その赤い欄千と白い灯台、島を装う松の緑色が絶妙のコントラストを見せている。近くには、弁天岩と防波堤に守られた遠浅で波も穏やかな砂浜があり、澄んだ岩礁地帯の海に沈む夕日も美しい。鳥居の後ろに立つ灯台の姿は決して大きくはないが、漁港に出入りする漁船と砂浜で楽しむ恋人たちを静かに見守るロマンティックな道標である。
〒949-1352 新潟県糸魚川市大字能生
所在地 | 〒949-1352 新潟県糸魚川市大字能生 |
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アクセス |
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駐車場 | あり(無料) ※海水浴シーズンは有料 |