糸魚川市登山情報~ハチと熊にご注意ください~
スズメバチ情報
- 秋はスズメバチの活動が活発なため、登山の際は注意が必要です。
- オオスズメバチが他種のスズメバチの巣を襲う秋季は、多くのスズメバチ類がオオスズメバチへの警戒態勢を強めて巣の防衛行動を強く活性化させていることから、注意しましょう。
- 香水や黒い服もスズメバチを興奮させる恐れがあるので、山や森に行く場合は香水や黒い服を控えましょう。
- 刺されたら、さらに集団で襲われることがあるので、スズメバチの攻撃行動をより刺激する危険のある大きな身振りを控えつつ、まずは速やかにその場から離れ、病院へ行きましょう。
- 応急処置としては、傷口を流水ですすぎ、傷口をつまんだり吸引器を用いる方法で毒液を体内から外に出しましょう。この際、口で毒液を吸い出してはいけません。
ツキノワグマ情報
- 入山の際は、クマよけの鈴、笛、ラジオ等、音の出る物を身に付け、自分の存在をクマに知らせましょう。
- クマの餌となるゴミ等の放置はやめましょう。クマを引き寄せてしまいます。
- クマの糞、足跡を見つけたら、周囲の状況に気を配りそっとその場から離れましょう。
- 子グマを見かけたら、決して近づいてはいけません。近くに親グマがいます。
登山者の皆さんへ
登山は自己責任において行わなければなりません。それは計画から帰宅するまでの一切を自分達で主体的にやり遂げると言うことです。
下記の注意事項を守って、安全な登山を心がけてください。
注意事項
- 登山はコンパス・地図等を使い読図し、自分の位置を常に確認する必要があります。道迷いには十分注意してください。また、視界不良等で遭難の危険もあります。
- 登山にあたっては、装備品の点検と整備を十分に行うとともに、装備品の取り扱いや応急的な修理を熟知しておいてください。
- 持病のある人や長期の山行を計画している登山者は事前の健康診断をし、年間を通じたトレーニングを重ね体調を十分整えてから入山してください。
- 単独登山は、トラブル発生時の対応能力に限界があることから『遭難』へと発展しやすいので、経験豊富なリーダーのいるパーティでの登山を行ってください。
- 事前に気象状況を十分把握し、どの状況で引き返すか検討してください。
- 登山にあたっては、無線機などの通信手段を確保してください。また、通信機等は寒冷による消費電力の消耗が激しいので、予備バッテリーを携行してください。なお、携帯電話の通話可能な場所は限りがあります。
登山計画書を提出する場合は、最寄の警察署へ
新潟県警察本部 糸魚川警察署
〒941-0066 糸魚川市寺島2-6-1 TEL 025-552-0110